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[ss]真冬の夜の夢?

まだ上官部下時期
県展後、革命前(12月末)

完全に脇道に入ってます。本筋には戻れない話です。。
こういういネタ好きなんですよ。えへっ
お許し下さいまし。。

今回は年齢フリーです。
* * * * *


「ただいま~」
「あら? 今日は寝てないのね」
「うん。寝てたんだけど・・・途中で起きたの・・・」
「ん? じゃあ、送ってもらったんだ」
「あ、うん。寮の入り口まで、、、そのまま飲みに戻ってもらった」

今日は特殊部隊の忘年会。
大きな抗争後、しかも稲嶺司令の勇退後ということもあり、みんなはちゃめちゃな飲み方をしていた。

「送ってくれた堂上教官もものすんごく飲んでたんだからぁ~・・・」
起きてるとはいっても、ほぼ陥落状態。

でも、飲んでるのとは違う、いつもとは何かが違う。。。
飲んできた後は、大抵そのまま寝入ってしまう(寝ている)のだが、今日はまだ起きてるんだからと着替えさせる。。

「!!」
郁の首筋に、有り得ない代物が・・・残っていた。。
夢うつつ状態で着替えている笠原は気付いてないのか、堂々と着ていた服を脱ぐ。

「笠原、それどうしたの?」
「へ? 何が?」

本人からは見えない位置。首筋から肩甲骨にかけていくつかの・・・。

「な・・・・っ なにこれ!」
あれ? どこかにぶつけた? ころんだ? なにこれ??

あたふたしているが、身に覚えがないらしい。
その痕自体が意味するものも。。。

「えっと-----誰かの前で服脱いだ覚えはないの?」
「脱ぐ訳ないじゃん! どこで脱ぐってのよ!」
「その痕ってさぁ、キスマークだってわかってる?」
「きっ!!!!!!!!」

郁の眼はこぼれ落ちるのではないかというくらい見開き、その痕の意味を理解したらしく、真っ赤になった。

あんの~エロ教官! 自分なにしたかわかってるんでしょうね!!!!!!

状況から言ったら、犯人は奴しかいない。
2人きりにもなれたんだし。
まさか、『吸盤形の健康器具を使った』って訳でもあるまい。。。

どうみても、キスマークなのだ。。しかも服を脱がないとつかない位置に。。。

2人が付き合ってるってことは聞いてない。
そんな情報入って来てないし。
なにより、ついこの間、笠原から『自覚した』ことを聞いたばかりだし。
この乙女が『告白』するようにも見えない。

じゃあ、なんなの! この事態は!

柴崎は手早く、堂上に電話する。
が、出ない!
「もう、何やってるのよ。あのエロ教官!」
「え・・・エロって!!」
「エロでしょうが! あんたにこんなのつけといて!」
「え! いや! だって、これ、教官がつけたのかどうかなんて・・・」
「じゃあ、あんた、他の人に付けられたわけ!? こんなの! え? どうよ!」
柴崎はすごい剣幕だ。
こんな柴崎はみたことがない!
「あんた達が付き合ってるっていうのなら、別にどうってことないのよ。こんなこと。恋人同士ならありえるんだから!」
でも、違うじゃない!
そう啖呵を切ると柴崎は事情を知っているかわからないが小牧に連絡をとる。この場合、手塚じゃ意味がない。

郁はその場を離れ、重くなった身体をベッドに横たえた。

小牧はすばやく出てくれた
「めずらしいね。俺に電話するなんて、どうしたの? 何かあった?」
小牧はいたって普通のようだ。酔っ払っている風ではない。
「お楽しみの所申し訳ありません。結構、緊急事態です」
「ん? 緊急?」
「そちらに堂上教官はお戻りですか?」
「え? 戻ってって・・・あ、戻って来た。あれ? 戻って来たね。。。」
「そのまま帰るとでもおっしゃってたってことでしょうか?」
「うん。そのつもりだと思ってたけど。送りに出たのって随分前だし。。。。!? あれ? 緊急って・・・」
「すみません。堂上教官に替わってもらえますか?」
うん。そういうと小牧は堂上を呼び止め、携帯を渡す。

電話の向こうで「相手、柴崎さん」という声が聞こえる。

「もしもし・・・」堂上の声はいつもよりも暗い。
「俺からかけ直す、少し待っててくれ」そう言うと通話が切れた。

小牧の携帯を返すと、堂上は再び外にでた。

手塚が小牧の元へと寄って来た。
「堂上二正どうかされたんですか?」
「う~ん。何かあったのかなぁ。柴崎さんからの電話だったんだけど、結構怒ってたよ、声。緊急事態って言ってたし。。。」
堂上が郁を連れ帰ったのは今から1時間前。戻ってくるならもっと早くてもいいはずだ。
隊御用達の近場の居酒屋だ。距離もそんなにはない。。

小牧の中でも結構すんなりと答えが導きだされた。
う~ん。。。ここでおしゃべりするネタじゃないなぁ。。。

ぽつりの漏らした小牧の小言を聞いた手塚は、黙ってとなりで酒を飲んでいた。


* * * * *

堂上からの電話は、小牧への電話がきれたあと、割とすぐにかかってきた。
「もしもし」柴崎の声は平穏を保っている。
「何か用か?」堂上も平穏を保とうとしている声がする。
「今さっき、笠原が帰って来ました。送って下さったそうで、ありがとうございます」少し剣のある言い方をしてみる。
「いや・・・」そう返事が来た所で、柴崎が切れた。

「笠原にした事! 自覚なさってますか!? 教官と笠原って恋人同士じゃないですよね? まだ!」
まだ・・・その言葉に少し違和感がある。まだ・・ということはその先があるということか。。
そう言われつつも、堂上は平静を保ちつつ、別の話題をふる
「笠原は?」
「あの子なら寝てます。身体の痕を見て、ビックリはしてましたが、着替え終わるとすっと寝ちゃいました! 今は自分のベッドで寝てます!」
それより。
「あの痕をつけたのは教官ですよね? 他の誰かに付けられた訳じゃないですよね? 襲われたりしてないですよね?」
柴崎の心配所はそこだった。
堂上ならば、聞き漏れていた事だ。
何かの拍子に笠原を可愛がりすぎる事があるかもしれないとは思っていた。
が、、、やはり、順番からいくとおかしいので、怒りが来たが、それよりも、もし、その痕をつけたのが堂上以外だった場合が怖かった。
寮まで送ってくれたと言っていたのだから、そんな事にはならないはずだが、、、と。

「その事についてだが、、、」
堂上の言葉に間が入った。
「お前には関係ない」

そりゃ、そうだけど。あんたらの問題だけど!
そうだけど!!!!!

「わかりました! 笠原はすっとぼけてるのか、覚えてないかわかりませんが、この痕の事は不思議がってました! それだけ報告しときます! 相手が堂上教官だってわかったらそれでいいんです。 わかっててやってるんだったら・・・・文句ありません!」

プツリと通話が切られた。

柴崎にとっても、郁は大事な存在だ。
郁の気持ちと堂上の気持ちは大分前から知っている。

だから、早く気付けお互いに! といつもイライラしていた事は確かだったが・・・。

部屋の中でひとりヒートアップしていた柴崎だったが、落ち着いてきた。
寝ている郁の脇に立ち、そっと額の髪の毛を掻き揚げる。

「幸せそうな顔しちゃって・・・」

柴崎はちょっと複雑な顔をしていた。
「おめでとうっていうべきなのかしら?」




翌日、郁に昨晩の話を切り出してみた。
すると、

「う~~~ん。。。。よく覚えてないのよね。。。堂上教官が送ってくれたような気がするんだけど・・・自分でも落ちるなってわかってたんだけど、結構呑んじゃったんだよねぇ。。。」


昨晩、はっきりとついていた例の痕も虫さされのような小さいものに変化しており、数個も残ってなかった。
首筋にみえる痕はなかった。

「あんのぉ~エロ教官~~~~~~っ」

柴崎の怒りが再燃したのは言うまでもない。。。




fin.



堂上側の追求のほうも書こうかなとは思ってます。
あと、現場? 夢部分も書けたらなぁ。。。。

そんな感じです。
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